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入社のきっかけ
独自の技術力を強みにした
安定企業で働く魅力。大阪特殊合金に入社する前はまったく異なる仕事をしていました。それが新型コロナの影響により収入が不安定に。家族が増えたこともあり安定した企業で働くことの大切さを痛感し、転職を決意しました。さまざまな企業を検討する中で、地元の福井県勝山市に工場があり、ニッチな業界ながら独自の技術力を強みに社会の根幹を支えている大阪特殊合金なら安心して働けると感じ、入社することになりました。
未経験でしたが、新入社員には必ず先輩社員がつき、一人前に仕事ができるようになるまではしっかりサポートしてくれる体制が確立されているので不安はありませんでした。
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仕事のやりがい
材料も、鋳型の状態も常に変わる。
だから難しく、おもしろい。私は合金をつくる過程で金属材料を溶かす溶解という業務を担当しています。機械での操作が基本になりますが、炉のきめ細かな温度管理だったり材料を入れる順番だったり、かなり専門的な知識が求められる奥の深い仕事。ひと通り覚えるまではなかなか苦労しました。
出湯という溶かした金属を炉から出して鋳型に流し込む工程は人間の感覚が頼り。溶湯や鋳型の状態によって流し込む量を微妙に調整していかなければうまくいきません。先輩にアドバイスをもらいながら何度も経験を重ね、その調整がうまくいったときは大きな喜びを感じました。
実は金属を溶かす炉も私たちが自前でつくっています。補修などもその都度手掛けているので愛情が湧いてきて、自分のつくった炉がこれまでの溶解回数の記録を塗り変えたときには「よっしゃ!」という思いでした。(笑)
目標とする上司は溶解の工程すべてを熟知してその後のプロセスのことまで配慮でき、部下の指導にも熱い人です。まだまだ経験の浅い私ですが、後輩もできて教える立場にもなりました。さらなる成長のためにも上司の背中を追いかけ、知識や技術、そして人間性を磨いていきたいと思っています。
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休日の過ごし方
料理がけっこう好きで、休日はよく台所に立っています。妻も仕事をしており、子供もいるのでなかなか夜ご飯をつくったりする時間がとりにくいので、私が夜勤に出かける前につくり置きを用意しておくこともありますね。
仕事がシフト制なので平日の休みが多く、スーパーに行くにしてもお店がすいていて食材もいっぱい置いてあり、ゆっくり買い物ができるので助かります。料理をつくることでちょっとしたリフレッシュにもなりますね。
ある1日のスケジュール
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6:30
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出社
夜勤班からの申し送り及び班内ミーティング。溶解作業の進行に合わせて必要となる材料や炉の状況を確認する。
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7:00
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溶解開始
機械を使って計量した材料を炉の中に投入して溶解。溶けた材料を鋳型に流し込む作業を行う。
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11:00
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昼食
溶解班の休憩所で先輩や後輩たちとランチ。仕事の相談や他愛のない話に華が咲くことも。
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11:45
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午後の溶解作業開始
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15:00
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作業終了
出社した交替班に申し送りを行う。当日の作業内容をまとめた日報を提出。
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15:20
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終了ミーティング
当日の進捗や反省点などの共有と、翌日の作業内容の確認。
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15:30
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退社
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message 候補者へのメッセージ
どんなことでも
真剣に向き合ってくれる
上司や先輩がいる。
この会社の良いところはとにかく先輩や上司の面倒見が良いこと。最初は壁にぶち当たったりすることもありましたが、そのたびに先輩や上司が近くで見ていてくれて、精神面も含めて親身にサポートしてくれて本当に助かりました。知識や技術を身につけていくことで、仕事のおもしろさもどんどんわかると思います。
さらに会社も現場で働く私たちの意見をよく汲んでくれて、良くないところは改善に動いてくれたり、実行に移すチャンスを与えてくれたりするのですごく働きやすい環境だと感じています。
一度現場に足を運んで、働きやすさを実際に感じてもらえたらうれしいですね。