OTGについて

メッセージ

目には見えないけど、社会に貢献している会社です

 現代社会はまさに日進月歩。目まぐるしいスピードで進化していますが、この文明がある限り、鉄や金属が世の中からなくなることはありません。その中で、今日も私たちは生きていきます。
 昭和36年に大阪で創業した「大阪特殊合金株式会社」は、鋳鉄用添加剤、鋳鉄用球状化剤・接種剤をつくるメーカーとして、このニッチな業界でいちばん長い歴史を誇ります。創業者である父の代から、長い年月と数々の経験によって培った「メイド・イン・ジャパン」のクオリティ、トップシェアは、どこにも譲れません。
 合金というと、ロボットのようなものを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、みなさんの暮らしを支える私たちの仕事は、直接目には見えません。しかも、そのつくり方は教科書にもない、ネットにさえ答えが載ってないものづくりの世界。自分でトライアンドエラーをくり返して、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずつよいものをつくっています。よりよい日本の未来に向けて、私たちはこれからも、無限の可能性を秘めた「合金」と、真摯に向き合ってまいります。
大阪特殊合金株式会社
代表取締役社長 宮脇 成志

企業理念

独自の努力で商品、技術を創造し、永く日本の基幹産業を
足元で支え、「創造と堅実」を理念に掲げます

私たち「大阪特殊合金株式会社」は、独自のたゆまぬ努力と柔軟な発想で、商品、技術を創造します。特殊な合金というニッチな世界において、世間のはやりすたりに浮かれることなく堅実な経営を営み、永く日本の基幹産業を足元で支える企業でありたいと願います。

大阪特殊合金の強み

合金というニッチな業界内で高いシェアを誇り、大手が参入出来ない少量、多品種(2,000種類以上)が得意。鉄鋼向け特殊合金では弊社しか作っていない、あるいは作れないオンリーワン商品を生産しています。また、60年の歴史の積重ねにより、簡単に熔解、合金化できない金属を熔かす技術力をもつことが弊社の大きな強みです。海外展開として、消費国中国に出資を行い、資源国ブラジルにパートナーシップ会社を持っています。取引先は国内800社、海外30社を数えます。

勝山工場

福井県の北西部、石川県境に位置する勝山市。雄大な白山を仰ぐ勝山工場の設立は大正時代で、設立当初から九頭竜川の豊富な水力発電を利用して金属を溶解する仕事一筋に続けています。長い歴史の中には、幾度も経営の危機がありましたが、先人の知恵と努力で溶解炉の火を消すことなく今日に至っています。

2007年にはコアードワイヤー製造のための施設を増設、2012年には、九頭竜川対岸に高島工場を新設しました。今後も、ここ勝山の地でとことんがんばっていきたい私たちです。